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三鷹市民謡連合会「民謡大会」と三鷹市洋舞連盟「’23洋舞フェスティバル」に参加しました

三鷹市民謡連合会「民謡大会」と三鷹市洋舞連盟「’23洋舞フェスティバル」に参加しました

10月29日(日)、三鷹市の第70回市民文化祭が開会しました。
三鷹市芸術文化センター星のホールで11時45分から15分間行われた開会式に続いて、その後の正午に開会したのは、三鷹市民謡連合会主催の「民謡大会」です。
まずは役員による「三鷹市民謡連合会の会歌」の合唱で始まりました。
♬ハアー 三鷹よいとこ唄の町 この地三鷹で生まれた人も、
彼の地にふるさとある人も こころ合わせて チョイと唄いましょ 
そろた そろたよ 三鷹民謡連合会♪

三鷹民謡連合会は、9つの民謡団体が加盟しています。
8月20日に開催された「三鷹市芸術文化協会創立50周年記念公演」では、私は民謡連盟の一員として三鷹市民謡連盟の前会長の戸塚秀世さん作詞、副会長の小山貢慶さん作曲の「三鷹賛歌」を30余名の会員と一緒に歌いましたが、その時にも感じた会員の皆様の一体感が感じられる公演のスタートでした。
プログラムは、各回の会員個人が民謡を歌うとともに、合唱や三味線・津軽三味線の合奏など、全体で58件の演目が上演されました。

プログラムが15番目迄進んだところで、会長の若瀬進一さんの挨拶に続いて、相談役として、私も壇上で挨拶をしました。
私は客席で15番目までの民謡を聴いていて強く感じたことを話しました。それは、「民謡」は文字通り「民(人々)」の「歌」ですが、歌い手の皆様の歌を生かすために、三味線、尺八、太鼓や合いの手を入れる皆様のお引き立てがあって、歌い手の歌は生かされています。まさに、「民謡(みんよう)」は、「みんなが、よろこびを、うたう」あるいは、「会場の聴衆を含めて、みんなが、世の中のさまざまな暮らしや想いを、うたう」ものだと思います。
そのことを、お話しすると、会場で、うなづいてくださる方もいて、生で、直に、民謡を聴きにきてくださった皆様の想いに、少しだけ寄り添えたように思います。

33番目に登場したのは中学生の土居美都岐さんで、「秋田人形甚句」を颯爽と歌います。
彼女は若瀬会の一員で、祖父の若瀬進一さんが三味線を弾き、お母さんの若瀬弥生さんが美都岐さんの真後ろで太鼓をたたき、合いの手を入れて、歌を盛り立てます。美都岐さんの声はしっかりとした張りがあります。
♬(キタカサッサーハーエー)はやしはずめば(ハイハイ)浮かれて踊る(キタカサッサーハーエー)踊る人形の(ハイハイ)キタカサッサーしなのよさ♪
本当に、秋田人形が品よく踊る姿が目に見えるようです。
まだまだ素晴らしい演目が続く民謡大会の会場を離れて、徒歩で向かったのは三鷹市役所隣の三鷹市公会堂光のホールです。

洋舞連盟からご招待をいただいて伺った「三鷹市洋舞連盟による ’23洋舞フェスティバル」の会場入り口では、三鷹市洋舞連盟会長の安達哲治さんと副会長の岡本るみ子さんが出迎えてくださいました。
お2人は8月20日に開催された「三鷹市芸術文化協会創立50周年記念公演」で、洋舞連盟としてオリジナルの舞台を創り上げたばかりであり、2カ月後の舞台を整えるには、例年以上にご苦労があったご様子です。
演目は「くるみ割り人形」や「眠れる森の美女」などのクラシックバレエだけでなく、モダンバレエも含まれていました。
また、安達哲治さんが振り付け指導したミタカバレエアカデミーの演目は「シンデレラ」で、物語を知っているだけに、バレエの世界での表現を理解しやすかったように思います。
第1部と第2部の間に休憩が入りましたので、途中で退席される来賓の方もいらっしゃしましたが、私は、幼児から青年迄踊り手の約130名が全員そろったオープニングから舞台の魅力に引き込まれてしまい、加盟4団体のそれぞれのプログラムの最後まで、すべての洋舞の舞台を堪能しました。
いよいよ秋たけなわとはいえ、芸術文化協会に所属するそれぞれの団体では、担い手や参加者の高齢化などの課題は共通してあるようです。
そうした中、市民の皆様の地道なご努力による「市民文化祭」の展開によって、今年もまた、「芸術文化の秋」の到来を感じることができることに深く感謝します。

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