年末を迎えて、三鷹市の野菜農家の田辺さんご一家を訪問しました
今年も晦日を迎えて、いよいよ明日は大晦日です。
とはいっても、穏やかで気温が10度を超す状況で年末の実感がわいていないのは正直なところですが。
さて、この頃は、おせち料理を百貨店などに依頼するお宅も増えてきましたし、もともと、我が家も両親が小売りの酒屋を経営していたため、12月は大みそかまでお店を開けていましたから、おさしみや蒲鉾、伊達巻、黒豆、栗きんとんなどは近所のお店やスーパーマーケットで購入することが一般的で、せいぜいお煮しめをつくるのが私の担当でした。
私が住む三鷹市は新鮮な野菜を庭先の自動販売機などで入手することができますので、本当に助かります。
三鷹市北野の野菜農家の田辺一郎さんにお声がけいただき、農園をお訪ねしました。
田辺一郎さんは、かねて東京むさし農業協同組合の三鷹地区理事として代表理事副組合長をつとめられたこともある有数の野菜農家です。
そして、春江夫人は、一郎さんが消防団の分団長、分団員をはじめ、PTAや町会等多くの役職を兼務する中、一生懸命に畑を守ってきました。
跡を受け継いだ次女の清美さん、陽介さんご夫妻も、野菜作りに一生懸命取り組んでいて、その作物は庭先の自動販売機だけでなく、三鷹市新川のJA東京むさし緑化センターでも販売されています。
加えて、田辺さんご一家は、私が三鷹市長時代にJA東京むさしと協定を交わして充実することにした三鷹産野菜を学校給食への活用比率を高める取組みにも大いに協力していただいています。
この日は、白菜 、キャベツ、ブロッコリー 、小松菜、サラダ菜、にんじん やサトイモなどの新鮮な野菜の収穫に感謝するとともに、この頃人気ですぐに売り切れとなるミカンの木に案内していただき、もぎ取りの経験をさせていただきました。
三鷹市井口の山本農園のみかん もすぐに売り切れとなると聞いていましたが、三鷹市が柑橘類で評判が高いことも嬉しいことです。
新川の須藤園では、今年オリーブ を生かした「エクストラ・バージンオイル」がつくられて評判ですし、三鷹市の若手農家による果樹の未来が楽しみです。
年末の慌ただしい頃や、お正月こそ、田辺さんご一家をはじめとして【まちなか農家】のご活躍で入手することができる新鮮野菜で、【元気】を維持していきたいと思います。