国際天文学連合の100周年記念国際シンポジウムに参加しました。
国立天文台で開催の国際天文学連合100周年記念シンポジウムに参加しました。
国立天文台は、 100年前の国際天文学連合の7カ国の設立提案国の一つで、国際普及室が日本の国立天 文台の三鷹キャンパス内に設置されています。
そして、縣秀彦天文情報・普及室長は、IAU の国際普及室長を兼務されています。
今日、三鷹市の国立天文台スバル棟セミナー室では、世界の天文学者で構成される国際天文学連合(IAU)100周年記念国際シンポジウムが15日までの予定で開会しました。
シンポジウムのテーマは「平等、多様性、包摂の為の天文学」です。
Ewinevan Dishoeck 会長は、IAUの2030年までの戦略的計画に基づき、どの国でも、天文学の領域で、 公平(equity)、多様性(diversity)、包摂(inclusion)を 推進しようと呼びかけました。
私は、地元市を代表し、日本の男女平等参画に関する実態と経験について共用語の英語で報告しました。
講演の内容はこちらに掲載しています。
国際天文学連合シンポジウムのテーマが「公平・多様性・包摂」であることもあり、盲導犬と共に視覚障がいの研究者が参加されていました。
また、手話通訳や要約筆記サービスを利用して聴覚障がいの研究者も参加され、質問もしていました。
会場の多国籍で多様な参加者に国立天文台渡部潤一副台長が、国立天文台を代表してユーモア溢れる歓迎の挨拶をしていました。
また、国立天文台の女性事務局員も、詳細でわかりやすい会議のスケジュールなどについての説明をしていました。
会議の運営に、公平、多様性、包摂があらわれています。