東日本大震災の被災地福島県相馬市を訪問(3)
緑の超高速─東北新幹線はやぶさの魅力
5月22日から23日まで、福島県相馬市を訪問しました。
東日本大震災が発生した2011年3月11日の直前の3月5日に、私はJR東日本から招待状をいただいて、東北新幹線はやぶさの試乗会に出席しました。
当日は、大宮から仙台の往復で日帰りでした。
まさに、東京から仙台の日帰り圏が再確認された試乗会でした。
はやぶさが瞬間的に時速300キロを超す時、説明のアナウンスが入ったのを覚えています。
そして間もなく、東日本大震災が発生したのです。
その年の5月に、私は友好市の遠野市と仙台市を義援金を携えてお見舞いの訪問をしました。
その時は、まだ三鷹市でも余震が続いていたことから、はやぶさを利用して2市のお見舞いをしつつも、災害対策本部長として日帰りで三鷹に戻ったのです。
今回は1泊2日の相馬市訪問でしたが、8年振りに乗ったはやぶさには、高速の公共交通機関として、復興牽引役の一つになってほしいと願わずにいはいられませんでした。