三鷹市の都市農業を守る石井農園のじゃがいもの会に参加しました
三鷹市の農家は都市農業をめぐる厳しい環境の中にあっても、その継承に力を入れています。
その取組みの1つとして、三鷹市牟礼の石井農園が毎年6月、恒例として開催の【じゃがいもの会】に参加し、販売のお手伝いをしました。
石井農園の園主の石井義之さんは、みたか青年会議所の理事長経験者であり、そのOB会の会長も歴任されました。
また、私が三鷹市長在任中は三鷹市消防団の団長を務められるとともに、退任後は三鷹交通安全協会の会長も務められました。
そこで、三鷹青年会議所や三鷹市消防団OB・OGや、主宰されている『21三鷹市政研究会」の会員など、多くの皆さんが前日のじゃがいもその他の野菜の収穫や袋入れの段階から参加され、販売の当日も多数のメンバーが参加しています。
じゃがいものキタアカリ・ダンシャク 、それぞれ1袋200円、ミニトマト ・タマネギ・キュウリ ・ニンジン ・カブ・ダイコン・キャベツ がそれぞれ100円と【超格安】です。
今年は薄曇りの爽やかな日曜日の朝となったために、開場の午前9時前から、多数の皆さんの行列ができました。
なにしろ、このところの天候不順と諸物価高騰の影響で、野菜不足とキャベツなどは1つが約1,000円と高価な時もあったことから、新鮮なだけでなく廉価な野菜の畑での直売に、注目が集まらないはずはありません。
私は三鷹市長退任後、毎年伺ってお手伝いをしていますが、例年になく、「この直売の日を楽しみにしていたのよ」と話される方が多いように感じました。
園主の石井さんも、奥様も、「我が農園の野菜作りを見守ってくださっている地元の皆様への感謝の日として催しているのですが、ご近所だけでなく、比較的遠くからもわざわざ来てくださる方もいて、ありがたいと共に、都市農業への期待を重く受け止めています」とおっしゃいました。
畑に向かうと、東京むさし農業協同組合の三鷹地区青壮年部員であり、地元の三鷹市消防団第三分団の分団員でもあるむすこさんが、じゃがいもを無事に収穫して何もなくなった畑を見つめつつ、まもなく収穫時期を迎えるナスの紫の花の様子を確認していました。
大都市東京にあって、【地産地消】を確保する【都市農業】の維持と継承は決して容易な課題ではありません。
私も、都市農家の皆様のご努力に感謝して、じゃがいもやダイコンなどを買い求めました。
新鮮野菜を買われていったお客様の笑顔を力に、石井農園の皆様はじめ、都市農家の皆様の引き続きのご活躍ご尽力をお願いしたいと思います。