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【東京消防庁】の北村・元消防総監、吉田・現消防総監、【日本消防協会】秋本会長との【防火防災】を通じたご縁

【東京消防庁】の北村・元消防総監、吉田・現消防総監、【日本消防協会】秋本会長との【防火防災】を通じたご縁

先日、理事を務めている【一般財団法人日本防火・防災協会】の定例理事会に出席しました。
本協会は、昭和39(1964)年4月1日に財団法人日本防火協会として設立され、平成25(2013)年4月1日に一般財団法人日本防火・防災協会へ移行しました。
本協会は、防火・防災に関する講習、民間防火・防災組織の育成振興など防火・防災活動を推進し、防火・防災思想の普及を図ることによって、火災その他の災害による被害を軽減し、社会公共の福祉の増進に寄与することを目的としています。

そこで、主な事業としては、①防火・防災思想の普及に関する事業、②防火・防災に関する講習など防火・防災活動の推進に関する事業、③幼・少年消防クラブ、女性防火クラブ、自主防災組織等の民間防火・防災組織の育成に関する事業、④防火・防災に関する調査・研究などです。
たとえば、主として全国で展開している【防火・防災管理講習】については、令和4(2022)年10月には修了者が100万人を達成しました。
これを記念してホームページに新設された『防火・防災管理講習修了者100万人達成記念特設サイト』が開設され、私は【「命を守る防火・防災」に活躍する「防火・防災管理者」養成の意義】と題する寄稿をしました。

会長は元消防庁長官・元全国市長会事務総長で、現在は日本消防協会の会長でもある秋本敏文さんで、理事長は髙尾和彦(元消防庁次長
です。
理事には、新井雄治(元東京消防庁消防総監)さん、大石利雄(元消防庁長官・元総務事務次官)さん、金森賢治(一社全国消防機器協会会長)さん、藏薗多鶴子(鹿児島県女性防火クラブ連絡協議会会長)さん、平野啓子(大阪芸術大学教授)さん、松浦嘉昭(公財島根県消防協会会長)さん、室﨑益輝(神戸大学名誉教授)さん、吉田義実(全国消防長会会長・東京消防庁消防総監)さんです。
監事は、北村吉男(元東京消防庁消防総監)と吉田哲(元総務省自治大学校長)が務められています。

この日、春の叙勲で、北村吉男監事が【瑞宝中綬章】を受章されたことから、現在、東京消防庁消防総監をされている吉田義実さんとご一緒にお祝いの記念写真を撮りました。
私が三鷹市長在任中は、消防を東京消防庁に委託していることから、消防総監の北村さんとは消防関係の行事等で何度かお目にかかり、交流したご縁があります。
吉田消防総監は、昨年、【関東大震災100年】の年に総監に就任され、記念事業等に携われるとともに、今年の元旦の能登半島地震の被災地には、東京消防庁の署員を支援に派遣するなど、緊張の日々を過ごされています。
そうした中にあって、東京消防庁の消防総監としての重責を担われた北村さんと、現総監の吉田さんが、本協会の取組みに参画されていることの意義を、重く受け止めました。

理事会を終えて、会長の秋本さんのお部屋を訪問しました。
実は、現在、虎ノ門の消防会館の建て替え中であり、現在は、新橋のヤクルトビルに消防関係団体は拠点を定めています。
9月には、新しい消防会館に移転する予定ですので、この会長室ももうまもなく転居することになります。
ちょうど、壁には、初代総理大臣の伊藤博文が、現在の日本消防協会の前身である【大日本消防協会】に寄贈したとされる【奉公】と書かれた揮ごうが掲示されていました。
これは平成25(2013)年に衆議院議員の江﨑鐡麿様より寄贈されたとのことです。
改めて、消防の活動は公に奉仕する【奉公】の文字がふさわしいと感じるとともに、そのために日夜、訓練に、災害出動に、懸命に努力をされている消防団、女性防火クラブ、幼少年防火クラブ。含む消防関係者の皆様のご活躍に、感謝の想いを新たにしました。

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