エントリー

参与をつとめている【こども家庭庁】の官房長との出会い

参与をつとめている【こども家庭庁】の官房長との出会い

7月に入り、国の各府省庁で人事異動があり、私が参与を務めるこども家庭庁でも人事異動がありました。
こども家庭庁は、【長官官房】【生育局】【支援局」の1官房2局で構成されており、そのうちの、政策の企画立案及び総合調整部門であり、自治体との連携強化を所管する【長官官房】の官房長に交代がありました。
7月5日(金)に中村英正さんが官房長に就任されました。
そして、就任直後の翌週の8日(月)には、【こども政策に関する国と地方の協議の場】が開催され、その進行役を務められ、直ちに円滑な会議の運営に貢献されました。

中村官房長は、直前は財務省の主税局審議官、その前は財務省主計局次長・全世代型社会保障構築本部事務局審議官等として、複数の責務を担当されていました。
さらに、その前は東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の企画財務局長・スポーツ局長などを務められていて、国際オリンピック協会、世界各国のオリンピック協会、各スポーツ団体、選手の皆さん、自治体、民間企業などとオリンピック・パラリンピックの準備、実施、終了後の諸々などに対応されたという、本当に多彩なご経験をお持ちです。
就任直後から精力的に庁内の取組みの把握に努められている中、主として自治体連携を担当している私とも、7月から新たに設置された地方連携推進室長の吉村顕室長とともに、対話の時間をとっていただいています。
さらに、複数の自治体関係者からのこども政策に関する要請行動を受けていただき、私もいくつか同席させていただいています。
その際には、自治体関係者の声を熱心に傾聴され、その想いにそって真摯に応対されています。

また、前任の官房長の小宮義之さんは、現在は財務省総合政策研究所長兼会計センター長をお務めで、中村官房長と同じくご出身の財務省の研究部門に異動されて、ご活躍を継続されいます。
小宮さんは、2022年6月に、財務省からこども家庭庁設立準備室次長に就任され、準備室長を務められ現在はこども家庭庁長官の渡辺由美子さんを支えて、こども家庭庁設立に向けた準備に貢献されました。
そして、2023年4月1日に設立されたこども家庭庁の初代官房長に就任されたのです。
私は、内閣府こども家庭庁設立準備室当時は「政策参与」として、こども家庭庁設立後は「参与」として、主として官房長のもとで「自治体と国との連携」に関する事柄に参画してきました。

小宮前官房長とご一緒したお仕事の中でも、特に印象的な取組みの1つは、こども家庭庁に自治体から派遣されている職員の皆さんと、少人数のグループに分かれて対話の会を催したことです。
私は進行役として参加させていただいたのですが、官房長と職員との率直な対話は、働き方や政策に役立つ提案が多く生まれた有意義なひとときでした。
このたび新たに就任された中村官房長も、自治体こそ、こども政策の現場であることを強く認識されています。
そこで、就任直後から、自治体関係者と熱心に対話を重ねていらっしゃいます。

私は、『こども大綱』『こどもまんなか実行計画』が策定され、子ども子育て支援法の改正が国会で可決され、いよいよこども政策の具体化を実現するうえで、その最前線が「自治体」であることが顕在化していきます。
私は1人の市長経験者として、自治体の視点を尊重しつつ、こども家庭庁の取組みに、益々貢献していきたいと思います。

ユーティリティ

記事検索Entry Search

Search
キーワード

過去ログArchives

RSS Feed