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全国都道府県議長会:社会文教委員会の議長と工藤・内閣府副大臣の対話に同席しました

全国都道府県議長会:社会文教委員会の議長と工藤・内閣府副大臣の対話に同席しました

広域自治体である都道府県は、二元代表制であり、都道府県知事も都道府県議会議員も選挙で選ばれます。
そして、地方団体として、全国知事会と並んで、全国都道府県議会議長会が活動を重ねています。

7月には、全国都道府県議会議長会:社会文教委員長の元木章生・徳島県議会議長、同副委員長の工藤大輔・岩手県議会議長、同副委員長の静岡県議会議長代理の鳥澤由克副議長が内閣府を訪問されました。
そして、工藤彰三副大臣と面談され、主として【少子化対策】について国の政策の充実と都道府県との連携について要請されました。
その際、こども家庭庁の吉村顕地方連携室長と参与である私も同席させていただき、要請書の手交時に立ち会わせていただくとともに、意見交換の場にご一緒させていただきました。

元木委員長から要請の趣旨について簡潔な中にも丁寧なご説明がありました。
工藤副大臣は、その内容に首肯され、特に【少子化対策に係る地方財源確保の必要性】については、この間、政府として特に拡充を図って来ているが、さらに努力したいと対応されました。

正副委員長の皆様はご自身の県に関する発言は遠慮されていましたが、工藤副大臣に促されて、私は東日本大震災で深刻な被害を受けられた久慈市を地元とされる工藤副委員長に、被災地の復興状況と少子化について質問しました。
すると、奇しくも副大臣と同姓の工藤副委員長は、沿岸部から内陸への人口の移動が顕著で、被災地の沿岸部の人口減少に歯止めが利かず、少子化と共に地域の総合的な復興・創生の課題の深刻さがあることを提起されました。
また、鳥澤副議長からは、地元が裾野市であり、自動車メーカーのトヨタが裾野市内で進めているデジタル都市の取組みの現状と共に、不登校・ヤングケアラー・いじめ等の困難にあるこどもへの対応に関する国の総合的支援についての意見を述べられました。
徳島県議会議長の元木委員長は、帰りがけに私に声をかけてくださいました。
「三鷹市も阿波踊りをしていることを知っていますよ。今年もお互いに阿波踊りが無事に挙行できると良いですね」と。

工藤副大臣は、名古屋市議会議員のご経験があることから、自治体の事情に精通されており、全国にお知り合いも多いことから、この日も、3人の県議会議員とそれぞれお知り合いのつながりがありました。
こうして、副大臣室が、今回も和やかな中にも少子化対策に関する真剣な意見交換の場となりました。

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