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厚生労働省を訪問して、黒田老健局長、吉田審議官と対話しました

厚生労働省を訪問して、黒田老健局長、吉田審議官と対話しました

7月に老健局長に就任した、直前には厚生労働省大臣官房総括審議官をお務めだった黒田秀郎さんを訪問して、対話しました。
【老健局】は、厚生労働省で主として介護保険制度を所管している部署です。
【介護保険制度】は、2000年の『介護保険法』の施行で始まっている【高齢者の介護を社会全体で支え合う仕組み】です。
制度の基本的考え方は【自立支援】【利用者本位】【社会保険方式】です。
利用者の選択により、多様な主体から保健医療サービス、福祉サービスを総合的に受けられる制度として、世界でもユニークな制度ということができます。

このたび、老健局長に就任された黒田さんと初めてお会いしたのは、雇用均等・児童家庭局の少子化対策室長をおつとめの時でした。
約15年ほど前になります。
私は、当時の総理主宰の【「子どもと家族を応援する日本」重点戦略検討会議】の委員を務め、その直後、全国市長会推薦委員として【厚生労働省社会保障審議会少子化対策特別部会】委員や【子ども子育て新制度検討ワーキング・グループ】の構成員をつとめました。
その時に、ご担当の黒田さんから折々に情報提供と説明を受けていました。
その出会いから、ご縁はさらに続き、同省保健局医療介護連携政策課長をお務めの際には、三鷹市で、介護医療連携の取組みをする際に、三鷹市に出向いていただき、ご助言をいただく中で、【三鷹市認知症連携】や【三鷹市介護医療連携】の取組みを充実することができました。

その後、2019年に、黒田さんは大分県副知事に就任し、福祉保健部、生活環境部、商工観光労働部、土木建築部の四つの分野を担当されました。その際には、私の市長時代の経験を尊重していただき、大分県の職員研修で「指定管理者制度」を取り上げた際の講師として招聘してくださいました。
なお、黒田さんは三鷹市在住で、お子さんは全員、コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育を進める三鷹市のある学園の小中学校の卒業生です。
というわけで、市長在任中には学校の運動会で保護者として参加している黒田さんとお目にかける機会がありました。
また、三鷹市牟礼の老健施設「はなかいどう」の夏祭りの折には、現場をみたいと、同僚とご一緒に何回も訪問してくださいました。
私は2019年度から、厚生労働省社会保障審議会介護保険部会の専門委員として、「介護保険に係る文書負担軽減」について検討しています。これは老健局所管の会議です。
そこで、「黒田さん、私は老健局が所管の会議の委員として、改めてご縁が深まることになりましね。」と話しますと、
「清原さん、実は、他にもご縁があるんですよ。7月にこども家庭庁に着任された財務省出身の中村英正官房長とは、10代からの友人なんですよ」とのことで、驚きました。

老健局担当の審議官の吉田修さんとも対話しました。
吉田さんは、老健局と共に、障害保健部も担当されていますが、実は財務省の方です。
そこで、もちろん、同じく財務省出身の中村官房長のことをご存じです。
このように、ご縁はいろいろなカタチで深まり、私自身が自分の責任を果たすうえで、本当に心強いご助言をいただけるネットワークとして、強めてくださっていることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

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