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『月刊ガバナンス』に【対談:親の“こころ”の安定が“こどもまんなか”社会実現の第一歩】が掲載されました

『月刊ガバナンス』に【対談:親の“こころ”の安定が“こどもまんなか”社会実現の第一歩】が掲載されました

『月刊ガバナンス』誌(株)ぎょうせい の2024年9月号に、私が参加した【対談:親の“こころ”の安定が“こどもまんなか”社会実現の第一歩】が掲載されました。
私はかねて『三鷹がひらく自治体の未来~品格ある都市をめざして~』という(淡路さんとの共著)単著を(株)ぎょうせいから2010年に、『三鷹が創る「自治体新時代」(21世紀をひらく政策のかたち)』(単著)を2000年に刊行しました。
また、これまで何度か『月刊ガバナンス』誌に寄稿したり、対談に参加したことがあります。
最近では月刊『ガバナンス』2021年12月号に、「ウィズコロナ時代の地域コミュニティのデジタル化をめぐる現状と今後の方向性(特集:ウィズコロナ時代の地域コミュニティと自治体)」を寄稿しました。

さて、私は今年の5月に一般社団法人日本経営協会主催「自治体総合フェア2024」の主催者企画【「子育て」「働く」から考える“選ばれる”まちづくり】に参加しました。
コーディネーターは内閣官房デジタル⽥園都市国家構想実現会議事務局・内閣審議官の西経子さんで、パネリストは、社会保険労務⼠法⼈プラットワークス代表社員の芳賀満さん、㈱天地⼈事業開発SUNDRED㈱ CIEOの上村遥⼦さんと私でした。
このフォーラムに参加されたガバナンスの社員の方からお話があり、今回、パネリストをご一緒した芳賀満さんと私とで対談をしたものです。
対談の場所は新木場の(株)ぎょうせい本社の会議室で、進行は月刊ガバナンス編集長の浦谷収さんがされました。
芳賀さんは厚生労働省労働基準監督官を務めていらした時に、働くことを通して幸せや充足感を得るために必要な条件は「働く人の健康と収入の確保、安定した心の状態」と考えて、熟慮されて退官され、民間のコンサルティング会社を経て、2018年に社会保険労務⼠法⼈プラットワークスを設立されたそうです。
現在は、社会保険労務士と公認心理師・臨床心理士との共同で心理カウンセリングを行うとともに、組織人事コンサルティングやこどものキャリア教育支援をしているとのことです。

さて、【こども基本法】は、「次代の社会を担う全てのこどもが、生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人としてひとしく健やかに成長することができ、こどもの心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、その権利の擁護が図られ、将来にわたって幸福な生活を送ることができる社会の実現を目指して、こども政策を総合的に推進する」ために成立しました。
そして、こども政策を進めるうえでの理念を定めた【こども大綱】は、「全てのこども・若者が、生涯にわたる人格形成の基礎を築き、自立した個人としてひとしく健やかに成長することができ、心身の状況、置かれている環境等にかかわらず、ひとしくその権利の擁護が図られ、身体的・精神的・社会的(バイオ・サイコ・ソーシャル)に将来にわたって幸せな状態(ウェルビーイング)で生活を送ることができる社会」を目指しています。
この【身体的・精神的・社会的なウェルビーイング】の実現が重要です。
特に、こども・若者だけでなく、親、子育て世代を含む全ての世代に精神的な健康、メンタルヘルスの確保は欠かせません。
芳賀さんは、特に親の心の安定を図ることが、大切と考えて、親の心を支え、安心して子育てができる仕組みをつくりたいと、「親の心の安定がこどもの未来をひらく」をモットーに、専門家による企業や自治体への支援を推進されているそうです。

私は、こども・若者の意見を聴き、反映することによる「自治体こども計画」の策定などは、こども・若者の事業実施への参加が喚起されると考えます。
そこで、私はこの対談で、「こどもたちをまちづくりのパートナーに」が私からのメッセージであると話しました。
今回の【親の“こころ”の安定が“こどもまんなか”社会実現の第一歩】と題する対談を通して、親や子育てに関わる職員の不安や悩みをしっかりと受容し、適切な支援を、行政も、民間も、地域住民も、専門家も、連携し、協働して進めることが、こどもたちのために大切な取組みであることを共有することができました。https://shop.gyosei.jp/online/archives/cat01/0000085752

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